【報道】 ウイグル族1人、殴られ死亡=市場で漢族とけんか―中国広東省

中国広東省の日刊紙・南方日報が4日までに伝えたところによると、「同省恵州市内の市場で2日未明、新疆ウイグル自治区出身者と湖南省出身者のグループのけんかがあり、殴打された新疆出身のウイグル族1人が死亡、6人が軽傷を負った。出店場所の縄張りをめぐるウイグル族と漢族の争いが原因とみられる。警察が捜査班を設けて、ウイグル族を死亡させた容疑者を追っている」

中国から報道によると、ウイグル人が漢族との喧嘩により死亡した。新疆でのウイグル人と漢族の流血の衝突の原因は広東での事件が発端であったが、また広東でウイグル人が殺害された。ウイグル人たちは新疆で生活できないから中国各地に出稼ぎにでている。漢族は中国少数民族の生活習慣を理解することなく、蔑視している。ささいな、いさかいが殺人事件になるほど、ウイグル人と漢族の対立の溝は深く、これを修正することは困難だ。