イブラヒムと頭山満


写真はイブラヒムと頭山満の写真

イスラム主義者のアブデュルレシト・イブラヒムとアジア主義者の頭山満の出会いは明治末期であった。イブラヒムは昭和8年に再来日し,昭和19年に東京で没する。イブラヒムと頭山満はいろいろな会合で出会っている。イブラヒムはアラビア語,ロシア語,タタール語,トルコ語を話したが,日本語は片言であった。頭山は外国語を話さなかった。この二人の会話は何語の通訳を介して行われたのであろうか。